計算結果のデータをコピーしたり,移動するときに,USBメモリや外付けハードディスクを利用することがあると思いますが,1ファイルのサイズが大きいものには注意が必要です.
Windowsで利用されている主なファイルフォーマットには,FAT32,exFAT,NTFSなどがあります.
パソコンに内蔵されたハードディスクは,基本的にNTFSでフォーマットされているため,かなり大きいファイルサイズ(推奨2TBまで)が取り扱えます.
それに対し,USBメモリは,FAT32でフォーマットされており,1ファイルのサイズが4GBまでと制限されています.
外付けハードディスクの中にも,FAT32でフォーマットされているものは,同じ制限があります.
FAT32のメリットは,Win7, Vista, XP, 2000, Me, 98, MacOS10.4以降等の幅広いOSに対応していることです.
格子数が多かったり,出力回数が多いと,1ファイルのサイズが4GB以上になることもあると思います.そのようなファイルを移動したい場合は,exFATまたはNTFSでフォーマットされているディスクを利用して下さい.
exFATは,比較的最近登場した外部メディア用のファイルフォーマットで,Windows7, Vista SP1以降,XP SP3以降(正確には,XP SP2に修正プログラムを当てれば利用できる)で対応しています.
(MacOSは非対応)
exFATでフォーマットするときは,他のパソコンから見られなくなる可能性もあるので,十分注意して下さい.
※フォーマットしたら,当然,中のデータは消去されてしまうので,うっかり大事なファイルを消さないようご注意を.
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